暑中お見舞い申し上げます

　

　

　

　

　

　

　

　
暑いとはいえやっぱりエアコンよりカーテンを揺らす風がいいなあ。
風以外に夏はいろんなところにf分の1のゆらぎが見えるね。
路面の陽炎。花火の残像。川のきらめき。今日の夜風は気持ちよかったです。
　
　

タワーとわたし

　

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小学生の時作った妄想タワー　

時は巡り盆栽として再現。箱庭療法的な‥

そして2012年、妄想が羽化しモスラとなって飛来
　
モスラの翼開長は100mらしいので実際はもう少し大きいですね。
ゴジラの身長は当初50mの設定だったらしい。高層ビルがどんどん建つようになってからゴジラの身長設定も
それにあわせてどんどん高くなり、日本の高度経済成長と呼応するかの如く最終的には身長100mとなったとか。
100mの怪獣だと600mのスカイツリーとまともに対峙しようと思ったら、構図のバランス的にあと倍以上は
大きいほうがいいですね。でも怪獣たちがスカイツリーと対峙することはもうないのかもしれない。
怪獣たちは破壊と再生の化身であるシヴァ神のようなもの。そのシヴァ神のような怪獣たちが次々と日本に上陸する
という昭和の物語は、高度経済成長期の神話と考えてみるとなんとなくしっくりする。
焼け野原から再生する。スクラップ＆ビルド。あのころの東京タワーは日本を照らす灯火だったに違いない。
でもスカイツリーはもはやそういう象徴ではない。僕たちの時代はまた違うリアリティーに突入している。
リアルの肌触りが東京タワーとは違う。東側の風景と不釣り合いな奇妙なツリーを見ながらそんな風に思いました。