ロックンロールは鳴り止まないっ



 

 

 
実に15年ぶりぐらいに銀塩の初代EOS1を引っ張り出してきてバッテリーを交換して電源を入れてみました。
学生のときにかなり無理をして買ったのに卒業と同時にカメラへの愛は冷めてそれっきりだった。レンズにお金がまわらなくて
Tokinaのズームレンズがついてます。ほんとうは昔のラジカセみたいな無骨なCONTAXが好みだったのだけども見た目よりも
スペック厨だったのでEOS1にしたのだ。それでもいまのデジイチに比べたら必要最低限の機能しかついてなくて男らしい。
電源を入れてみると液晶まだぜんぜん綺麗。傷もない。カビもない。AFの合焦も問題なし。なのに肝心のシャッターが切れない。
半押し合焦から押し込んでもウンともスンともアハンそこはダメ!ともいわない。キャノンのサポートや部品供給はとっくの昔に
終わってる・・。試しに世田谷の東京カメラサービスに持ち込んでみたところやっぱり部品が入手できないのでと断られる。
もはや修理は絶望的かと思われたけど、15年前と違っていまはインターネットがあるので修理できそうな店を検索してみたらば
大阪に二件ほど修理できそうなところを見つけた。最近のメーカーは在庫管理のコスト削減でサポート期間が終わると部品を
とっとと破棄処分してしまうそうですが、そういう部品をせっせと買い取ってストックしてるようです。実にスバラシイ。
15年前ってこういう店探そうとおもってもマニアの口コミかタウンページぐらいしかなかったよなあ。大阪のタウンページまで
見ようとおもわないもん。テクノロジーすごい。バンザイ!問い合わせてみたらおそらく長期放置でシャッターのどこかが貼り
付いてるのだろうとのこと。

「日研テクノ」
「ヒガサカメラサービス」