エンタメとアートの狭間

 

 

 

スターウォーズ雛人形欲しい
 

 

 

 
グループ展終了。Tシャツ、バッジ、作品までもお買い上げいただき、まことにありがとうございました〜(手もみしながら)
エンターテイメントというのは、あらかじめシナリオが用意されているものだし盛り上げるための八百長もヤラセも前提だし、
ある程度の需要を見込んだ上でその根底にはサービス精神というものがあるものなのだけれども、話題の八百長力士に果たして
サービス精神があったのだろうか?内輪で盛り上がってただけじゃないのか。どうせやるならおもしろいシナリオを描いてほしい。
に対してアートとは一体なんだろう?と考えていたのですけれども、エンタメがサービス八百長ならアートは事件じゃあるまいか?
というか事件であるべきなのだ。と書いてて高校の教科書で読んだ梶井基次郎の「檸檬」を思い出しました。あれを読んだ時の
衝撃は確かに事件であった。主人公が丸善の棚に仕掛けたあの檸檬。あらゆる創作のモチベーションはその種の行為とか企てに
近いんじゃないかとおもう。ゾクゾクする感じ。カーンと冴えかえった檸檬が突如爆発し、気詰まりな世界をレモンエロウに
染めてしまうようなこと。ほんとうにそういうことがやりたいなあ。 →「檸檬」