冬の旭山動物園

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑ぶっちぎり
 
キリンのあの長い首は高いところにある食べ物をとるためにより首の長い個体が生存競争に有利に働き、その個体の遺伝子が
引き継がれたため云々‥という進化論のあれだけど、もし自分がキリンだったら首を伸ばす努力なんかより低い所の食べ物を
食べれるようになるほうがよほど早い気がするし、首の長さをかけた生存競争なんかしたくないって思う。
その理屈を人間でいうと生存競争に勝ち抜いたイケメンだけが遺伝子を残し未来はイケメンだらけになるって言ってるような。
ペンギンのあのうっとりするような流線型やカラーリングも、環境に適応するために云々‥という進化論的に解釈して意味づけ
してしまうことの、なんというか人という種族の視界の狭さというか、自然界の意匠には人が理解しうる意味とか論理を遥かに
超えたものがあるなーというのは常々思うことだけども、意匠というからには何かによる創造の意思がそこに作用しているに
違いないという前提なんだけど、それは生存競争とか適応とか意味とかそんなものではなくて、宇宙の遊び心なんじゃないかと
思います。だって意味わかんないもの。長い首とか斑点とかオレンジのスカーフとか。